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----------------------------アフィリエイトサイト管理人の「発想の転換」日記~「楽しい精神観念論」

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ドラゴン桜 フリフリグッパー

「ドラゴン桜」最終回の視聴率が20%を超えたようです。
最終回の「毒サンドイッチ事件」(笑)などはカナリのツッコミ所がありますが、(たとえば、サンドイッチの空容器を捨てないでカバンにいれてたり・・笑)、総じてセリフなどが素晴らしかったと思います。→ドラゴン桜 脚本家「奏建日子さん」のブログ

さて、脳の活性化・記憶力増強のために「歩くことが良い」といわれています。思想家の中にも「散歩が日課」という人もいました。

ドラゴン桜の中でも、生徒達が校庭を歩きながら「暗記」をしていましたし、英語の授業でも、体操しながら「ほにゃらら~ING」(笑)なんていうのをやっていました。・・あの英語の授業は受けてみたい(笑)

もちろん、笑えるネタとしてだけでいっているのではありません。今日は、そういう話です。

新しい知識は、スポーツ界で応用されてきましたが、ココに来て一般社会にも(一部に)浸透し始めています。高齢化社会に伴い、地方の町単位で住民の健康増進に役立つような試みをしはじめています。・・

NHKの「ご近所の底力」という番組をたまに見るんですが、今月見た番組から取り上げてみたい話があります。

★フリフリグッパー・・

「フリフリグッパー」→動画は意欲や感情、そして認知機能にも深く関わる「前頭前野」を効果的に活性化する楽しい軽運動として筑波大学運動生化学研究室の征矢英昭先生により開発されたもの。マスコミなどでも大きく取り上げられ、全国でも評判となっている。NHKテレビの「難問解決!ご近所の底力」の模様をみると、体力向上や抗ストレス作用、記憶力改善のほか、ダイエット効果・足腰の痛みの改善も報告されている。

・・番組では「記憶の中枢である海馬を活性化する効果もある」と放送されていて、体操自体も、友達や家族、彼氏彼女から見られてもそんなに変じゃないので(笑)おすすめしたい方法です。なお、体操の時間についてですが、最近の研究結果では1日わずか3分程度でも効果があるということで、勉強を始める前などにも実践するのもいいのではないかと思います。また、たとえば、システム英単語などのCDを聞きながらやると一石二鳥でしょう。(ただし、必死に長時間やるのは、脳ストレスがかかり逆効果だということです。)

→さらば生活習慣病「難問解決!ご近所の底力」

・・学習の話題とはちょっと離れますが、中にでていた見附市では、健康以外の効果が現れていました。この日記の政治経済の講で話したことが「町単位ですが実現化されていました。」

それは、何かというと「医療費の抑制効果」です。病院にかかる人が少なくなり、また特に、介護保険を申請する人が前年より減った・・というのは驚くべき話です。・・足りない医療費をどこから持ってくるか?という発想しかできない(?)議員の皆さんにも勉強してほしい・・というより勉強はしてるでしょうから「違う見方を学んでほしい」ところです。
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  1. 2005/09/21(水) 03:14:31|
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学習体力をつける2

・・今日はNHKスペシャル「脳と心」という番組の内容からはじめます。

ある医師が、一人の中年の方に、いろいろな写真を見せながら「写真のことついていろいろ質問していました。」

その中年の人は、写真に見えているものに関しての質問には「答えることができていました。」・・で、医師が、その人にある人物の写真を見せました。・・写真の人物は、何歳ぐらいなのか、髪の毛はあるのかないのか、めがねをかけているのかいないのか・・などです。そして最後に次のような質問をしました。

(医師)「あなたはこの人を知っていますか?」

(中年のかた)「ん・・・見たことはないような気がします。」

実は、その写真は「質問されていた本人の写真」でした。
この人は脳梗塞により脳のある部分を損傷したため、見ることはできても「全体をとらえてイメージをつくることができない状態」でした。

・・何をいいたいのかというと、「見る」ということだけでも、私たちが思っているほど単純ではないということです。色、形、動き、輪郭、左右の目から入る情報の補正など、20以上の情報が集まって(←統合する役割を持つ部分もある)、「一つのイメージを形成して見ているものをリアルに認識できている」ということです。

見るということ以外にも、たとえば、暗記といわれるものも、いくつかの別々な脳の経路があって、その情報を「ひとつにまとめるプロセスがある」ということなんです。

ということで、今日は「学習体力をつける脳の訓練法2」をお話します。今日述べることは、経験上からいうと「長い時間をとる必要はまったくありません。」(長時間やっても効果はさほど変わらないという意味です。ただし、小中学生の場合は、この訓練そのものが、学習法の大部分であるとはいえます。)

それは「覚えたことをすぐに再生してみる」ということです。すぐに再生できる程度まで訓練するといったほうがいいかもしれません。

英語なら「英文を読んだら、テキストを伏せて、まず口頭で再生してみます。口頭で再生できたら文字として書いてみます。」

数学なら「解こうとしてもわからなかった問題の解説をみて理解した後、もう一度、その場で何も見ないで答えをノートに再生してみます。

ポイントは、何回か練習しないとできないような量や難しさでやるということです。英文ならやや長めの文章、数学では、そのときの自分にはやや難しめの問題でやるということです。


なお、今日の話は、たとえば「小テストなどでいつも満点を取る人には必要ないかもしれません。」・・もうすでに、そのような回路が開発されているからです。

・・また、このようなことを「学習の工程の中に入れている」場合もあります。ラジオ英会話などのスキットを暗唱するという学習は、これと同じ訓練を毎日しているということになります。

「訓練」という視点をもって「毎日、短時間」おこなってください。また、「学習のメリハリをつける」ということに利用するといいでしょう。たとえば、英語を(意味を意識しながら)音読を繰り返す一方で、その中の一部を「ピクアップして再生練習してみる」といった具合にです。
  1. 2005/09/20(火) 02:30:41|
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ドラゴン桜 特別編 10月14日(金)放送

・・試験というのは対話。相手との対話であり、自己との対話である。

こういう「ちょっと深い精神論的な言葉」を馬鹿にせず「唱えていた生徒たち」。いい生徒達だなぁ(笑)。試験を受ける際の心構えだそうです。あと、まわりは「カボチャ」(笑)とか、まわりは「メロン」(笑)というのもありました。

さて、ドラゴン桜 特別編 東大受験丸秘テクニック が10月14日(金)22時から放映があるようです。

まず、ドラマについて少々書いてみます。★ドラゴン桜 キャスト

ドラゴン桜の中の桜木先生が魅力的であるのは、その考え方にあります。ただ、このドラマの最初にひっかかった部分がありました。「東大合格を生徒の目標にさせたこと」です。「東大合格が凄い」という実感がどうも元々(笑)ないんです。感覚的にはハーバード大学合格みたいな感じで、よその国のこと(笑)のような感じなんです。これは、私の住んでいる地方のせいだとおもうんですが、東京大学が近くにあるわけでもないですし、東大をめざす受験生の人数自体も少ないので話題に上ることもなく、凄さが伝わってこないんです。

東大が身近で2次試験に国語がなかったら(笑)、私は受けていたかもしれませんが。・・せいぜい菊川怜ちゃん(東大工学部建築学科卒)かわいいね(笑)って感じです。まあ、田舎もんということです(笑)。

それに、前に話しましたが、「今の都会の子供たちはすでに生意気になっている・・失礼(笑)・・いや、もう気づいているところがあるんです。・・学歴社会はすでに崩壊していると・・」

なんだかんだいって「東大合格は大変かもしれないけど、社会に出てからも通用するプラチナチケットだと思えなくなっている」ということなんです。・・学問研究に携わるという意味では最高の大学だとは思っているかもしれません。(個人によっても、地域によってかなり受け取り方は違うと思いますよ。)

で、桜木先生ですが、先生しかやったことがないような教師とは違って「東大に合格することだけ(=結果だけ)に価値がある」とは(本心では)思っていなかったわけです。

生徒の中で、東大二次試験二日目に、意識の戻らない母親が心配で試験には行かなかった水野という生徒がいました。母親の意識が戻って、試験会場に走ったんですが、間に合いませんでした。
そして教室で桜木先生と次のような会話をすることになります。

生徒(水野)(半分泣きながら) 「人生180度変えるつもりだったけどできなかった。360度回って元に戻っちゃった・・・」

桜木「ばかなこと言うな。時間ってやつはな、元には戻らねぇ。いいことも悪いことも全てそいつの中に積もっていく。お前は一年間勉強した。東大に受かろうが受からなかろうがその事実は変わらねぇよ。お前は変わったんだ。


・・勉強は何のためにするのか?・・大人の方なら・・自分は何のために生きるのか?

・・・勉強することが、少しも無駄にならないから勉強し、生きることも、たとえどのような生き方であるとしても少しも無駄にならないから生きるというのが私の考えですが、桜木流にいうなら上のようになるでしょう。・・何のために勉強するのか?という質問は「人生には無駄なものがある」という考え方、「人生の早い段階で、何が無駄であるのかを自分が判断できるという思い込み」から出てくる問です。たいていは「本当は勉強が好きな人が、ちょっとした理由で嫌になっているだけ」です。だから、「勉強することが好きになるために勉強するんだよ」(笑)とでもいっておいてください。

それでも無駄に思えるとすれば「自分の目指すものがはっきりしていない」のだといえます。自分がはっきりしている人には「無駄」が入りこむ余地は少ないのです。・・松井選手が子供(小学生)のころ柔道で期待されながら、後で野球に転向したのは「柔道の練習が無駄だと思ったからではなく、柔道を通して、自分がやりたいのは柔道ではなく野球であることにはっきり気づいたから」です。


さて、考え方ということですが、今日も学習法話を。
いい参考書・問題集はありますが、「どのようにやるか」ということについては、あまり触れられません。

前回、「数学は見直しだ」ということで、自分がつまずいたプロセス、欠けていた知識を「文字にして見直せるようにしておく」ということを述べました。また、このことから数学のノートをみれば、成績が伸びるかどうか、かなりの確率でわかる ということも述べました。

今日は、物理や数学の実際の学習方法についてかいてみます。(私の場合です。)

いろんな要素を加味して、とった方法は「ワンクッション法」です。これには、自分に講義するという意味もあります。自分が勉強してきたことを無駄にしない、大切にするという考え方が根本にあります。

「1回で理解し覚えようとするのではなく、はじめから復習することを前提に、しかも模試のたびにすべてを見直す」という、以前ここで述べた「東大合格型学習法」です。

まずは、問題をチラシの裏(笑)などに、解いてみます。解けなければ解答を見ながら、答えまで導きます。もちろん、自分がつまずいたところ、欠けていた知識も付け加えます。これがワンクッションです。

後日、自分に講義するつもりで、・・参考書でも作るかのように「丁寧に」ルーズリーフにまとめていきます。試験前には、自分がまとめたものをすべて見直します。3年間分のものがあるとしたら「3年分」すべて一気に見直します。

ワンクッションおくとは、「どんどん問題を解いていく数学」と「一度チラシの裏などに解いたものを、丁寧にノートしていく数学」を計画上でも「完全に時間を分けて取り組む」ということです。理解することが主体の学習と記憶することが主体の学習を「2ステップ」で時間を分けるというやりかたは聞いたことがないかもしれません。私も聞いたことがありません(笑)。(なお、解いた問題のすべてをまとめるわけではありません)

基本は物理も同じですが、特に物理は「基礎知識のまとめ」も同じようにします。物理は、一回目は解くと言うより問題自体をまとめます。ただ類題が多いので、その場合は解くことはしても「付け加えたい知識」がなければ、そのまま「やり捨て」ということになります。


予備校や学校の授業についても同じようにやっていきます。

★暗記・・ドラゴン桜をみていて「学習テクニック」でものすごく気になったことがありました。10月14日の特別編で訂正されるでしょうか?というのは、物理の公式みたいなものを「反射的に」出てくるようにしていたところです。

物理は暗記科目といっても、「公式だけを試験10分前に見る」(笑)みたいなことは、まったくしなくなったんです。数学でもそうでしょうが、公式そのものより、公式をどのように導くかを覚え、使うときは常に導くようにしてました。

元になる公式もできるだけ「感覚的な理解」を加えていました。
ドラゴン桜の物理勉強法が気になります(笑)。
  1. 2005/09/18(日) 06:59:44|
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ドラゴン桜 放映終了  

ドラマ「ドラゴン桜」最終回が昨日ありました。・・放映時間の関係もあると思いますが、東大模試を受けてから(つまり2学期~直前期)本番までは、ほとんど省略されていて、学習法という視点しかもっていない視聴者(=おもに現役の学生)にとっては、後半は、かなりの物足りなさを感じたのではないかと思います。

(原作本はわかりませんが)、一部の人たちに、物足りなさを「視聴者に感じさせたとするなら」、ドラマとしては成功だったのではないかと思えます。最終回は、みのもんた も出てましたが(笑)、たとえば、男生徒(東大は残念ながら不合格)に、「受験勉強を通して、嫌っていた父親を見直した。」というセリフを言わせました。そして、あれだけ頑固に(?)息子をダメ扱い、バカ扱いしていた父親に、「おまえはよくがんばったよ」という言葉を最後に言わせました。明らかに「受験テクニック」ではないものもドラマで伝えたかったと思えます。

・・私の考え方では「自分の考え方を変えることで回りが変わったように見え、実際に自分の体験が変わる」ということが受験というテーマで描かれている素晴らしいドラマだと思っています。

⇒DVDボックス「ドラゴン桜」

さて、考え方ということですが、「暗記」というテーマについて再度とりあげてみます。以前、ここでは、「大脳生理学的な事実」も紹介しました。今日は、TVなどでも見ることがある灘高校出身、現役で東大理Ⅲ合格したというかたの著書を取り上げて再度考えてみます。

⇒「数学は暗記だ―受かる青チャートの使い方」

感想から抜粋します。
(抜粋)私はこの本を受験時に読んで、そして数学で失敗しました。ところが、成功する人もいる。これはどういうことでしょうか。考えられる次の二つについて説明します。

1、才能が違う
2、暗記の仕方が違う

才能の違いについては、言うまでもないかもしれません。多くの失敗した方々が、「所詮暗記数学など、灘に入れるような和田氏ぐらいの才能の人にしかできないことであって、それを一般人に対して敷衍すること自体間違っている」と言います。私もどちらかと言えばその考えの支持者です。この本には数学で失敗した多くの人たちの怨念が篭っているのです。

しかし、ここであえて「暗記の仕方の違い」について説明してみましょう。たまに本当に、「僕は才能はなかったがこの本の勉強方のおかげで数学ができるようになった」と言う人がいます。その人達は和田氏のように灘高校などに通っていないため、より説得力があります。

その人達はおそらく「暗記の仕方」が良かったのでしょう。どうやら高校数学は、かなり難しい範囲においても、暗記の仕方さえうまくやれば、暗記でそれなりにいけるようなのです。

ただしこの本では単に、「暗記すればよい」と言うことだけが強調されていて、その具体的な「伸びる暗記の仕方」が殆ど説明されていないように思います。それで多くの人が間違った暗記の仕方をしてしまい、失敗するのです。この本が毒にも薬にもなるという所以です。

さらに言うと、和田氏は考えて解こうとするから数学は挫折する、と主張していますが、暗記でやろうとしても挫折する可能性は十分にあります。英単語などを棒暗記してきた経験のある人なら分かると思いますが、暗記は考えて解く以上の精神的な辛さが伴うからです。ですから、いずれにしてもこの本に書かれている内容を丸呑みにしないことが大切だと思います。この本は、あくまで自分に合った勉強の仕方を見つけるための参考程度にとどめておくのがいいでしょう。 (抜粋終わり)

まず、一点目、たとえば 2x+4=54 を解けという問題があったとします。すぐさま「あることをして」答えを出そうとします。では、この問題ができない生徒がいたら、どのような説明をするでしょうか?

・・その説明(つまり解けない生徒がつまずいている部分)こそ文字として書いておき、できるようになれるように反復するということです。・・計算問題は「つまずきの部分」を別の問題で(結果的に)大量に反復することになるので、書くことの必要性を感じていない生徒や教師が多すぎるといえます。・・結果、高校では「中学での勉強法は通用しない」と言う教師がでてくることになります。・・ある面からみると高校ではただ単に「一つ一つの項目に対して反復の回数が少なくなるだけ」ということができます。

暗記=丸暗記  ←こういうイメージを持つ人が多いといえます。出版社は、そういう一般的なイメージを使って、注目されるようない言い回し(ここでは本のタイトル)をします。(勘違いや早とちりで)否定的な反応する人がいても、それは注目されるということで、出版社にとってはオイシイ話だからです。

この本の著者はどう思っているかわかりませんが、

暗記=プロセスを理解し、自分がつまずいたプロセスを意識し(←書くことを薦めます)、また必要となる知識をまとめておき、試験前に見直す ということになります。

問題を解いてみようとすること・・一行も書けないとすれば、「とにかく最初のステップを学ぶ」必要があります。

log2÷log7 の小数第1位の数を求めよ。

最初のステップは「たとえば、小数第1位はどういう形であればすぐわかるのか?」という知識かもしれません。

たとえば、0.31<求めるもの(=x)<0.36という不等式なら「小数点第1位は3だとわかります。」 0.3<求めるもの(=x)<0.4 でもそうです。

その不等式をどこからもってくるのか? 求めるもの=X とおいて、変形した式(=方程式)をみて、不等式を作るという知識かもしれません。ステップとして、不等式を作る前に、式変形(指数方程式・対数方程式)につまずきが見つかるかもしれません。

(・・答えだけは書いておきます。答え=3)

一般的には、少数派の「理解したら問題が解ける人」と、多数派の「理解はしても忘れて問題が解けない人」がいます。

少なくとも私は、理解はしても問題が解けない人でした。

自分のタイプを見極めて学習を進める必要がありますが、問題集を解いていきながら「間違った問題、わからなかった問題に印をつけておいて、それだけをやり直すという学習法」は少数派の学習法であり、せいぜい「高校受験まで」の学習法というのが私の考えです。

ということで、数学は暗記だ!というのは賛成なんですが、勘違いもおおいので、私は、「数学は暗記だ」という言葉自体はつかいません。

生徒には「数学は見直しだ!」といっていました。(というか、数学も含めた上で、受験は見直しだ!ということです。)

自分がつまずいたところ,必要な知識を試験前に見直すということです。・・そのために必要なことは、最低限「見直したときにわかるようにしておくこと」です。(基本は文字にして・・赤ボールペンなどで、書いておくことです。)

そういう意味では生徒の「数学のノート」を見るだけで、「伸びるか伸びないか」はカナリの確率で判断がつくということになります。

(ここで使っている数学という言葉は、試験時間内に問題を解くための数学です。ただ、数学といっても、大学の数学科で勉強してる人にいわせれば、入試の数学は数学ではないといいます。)

(補足)ここで書いていることが当たり前でない理由として、学校のシステムがあります。つまり現在あるシステムはいわゆる「無意識のシステム」なのです。たとえば、中高一貫の有名進学校の学習システムです。無意識のシステムが与えてくれるものを受け取るには、そのシステムの中に入るか(つまり受験して合格すること)、自分のほうから意識的になるしかありません。

どういうシステムでしょうか?

まず、入試というハードルを作ることにより、学習体力がある生徒、学習体力をつけた生徒をまず集めます。次にカリキュラムの効率化です。

そして、やっていることは「復習や見直しということを特に意識しなくても、大量の問題をこなさせることで、結果として合格するだけの実力を身につけてもらうという壮大な作戦」です。

無意識のシステムの本質がわからないと、表面的に真似するだけ(たとえば大量の問題を宿題にする)では同様の効果は期待できません。因みに、私のところにある「ある進学校」は、やたら宿題が多いという噂があって(一部の中学生に)毛嫌いされていました(笑)。

いっぽう「受験偏差値」でいうとトップの高校(中高一貫ではない)は、極めてのんびりしたもんです。(←これはこれで問題かもしれませんが、生徒の自主性に任せるということらしいです。)・・もちろん、「その宿題の多い学校は大学入試の結果が以前のまま変わりない状態です。」


さて、海外には飛び級というのがあります。日本ではなぜか?ほとんどないようですが、たとえば、中高一貫の学校の生徒だけは別枠で、高校2年時に受験できるようなシステムを作ってはどうでしょうか?

  1. 2005/09/17(土) 16:19:03|
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物理と数学

(受験の)物理と数学というテーマで話してみたいと思います。

私は、ある意味「偏差値」とかという指標を完全に無視(笑)していた学生でした。要は出された問題ができなければ点が取れないわけで、それが偏差値が低いということを意味するだけだからです。しかも、問題ごとに偏差値を教えてくれるなら、「この問題は多くの人が解ける問題なんだ」ということを知ることができますが、ほとんどがそうではありません。

偏差値を無視していたということですが、実はある教科で偏差値100(笑)を超えたことがありました。偏差値って100以上もあるんだ(笑)って。平均点20点程度で満点近くとれば偏差値が100を超えることもあります。

ここで「突っ込みたくなる方」が相当いるのではないかと思います。そのテストを受けていた人のレベルが相当低かったのでは?ということです。もちろんその通りです。私の地方にくれば、そこそこ優秀な学生なら「超優秀な学生」になれると思います(笑)。ただ、入試は全国規模での学力勝負になるので、その点は結構あとで大変だともいえます。


では、まともな話に(笑)戻りましょう。いわゆる全国規模の模試ではどうだったか、数学は(がんぱってはいたが)偏差値50程度、物理は40程度でした。仮にそういう生徒がたとえば東京の高田の馬場にある「某W大学(工学系学部)を受けます。」なんていうのは超無謀な考えです。・・ですが、記念に受けたら(笑)受かっていました。・・まさに『ドラゴン桜的な話です』(注意:偏差値が数学50、物理40のままで受かったという意味ではありません。)

さて、「数学は暗記科目だ」という人がいます。・・私も全く同じ考えです。「数学ができる人」(=問題が解ける人という意味)、できるようになった人は異論を唱える人がいるかもしれませんが、・・質問してみると(できない私のような奴から言わせれば)、やっぱり暗記科目でした。

「なぜ、その問題に対し、一番初めにその解法が浮んだのか、なぜ、そのように解こうとするのか」を聞くと、基になる知識があったり、いくつかある中から経験で学んだ知識によって引き出しているのです。(問題が解けているうちは、当たり前にできるので、なぜそのような解法をとるのか?という視点を軽視しがちになる点に注意です。

考えるといっても「新しいことをヒラメキで発見した」というのは、ほとんどなく、「知識の応用の仕方を知っているというだけでした。」
・・それって「暗記じゃん!」ということです。

ついでにいうと「理解したらすぐ問題が解ける人」という人がいて、そういう人は「数学は暗記科目である」ことに納得できないんですが、理解しても問題が解けない人もいます。(普通は・・理解すれば問題が解けるような気になるだけです。)

できない状態からできるようになったという話をこの日記でしていますが、すべての科目についてはじめから結果を残してきたわけではありません。数学や物理のコツ(=入試レベルで高得点を取れるという意味でのコツ)みたいなものは、高校を卒業してから(笑)気づきました。・・遅かったです(笑)

昔を思い出すと、数学の授業って板書されていないところに「つまずきのもと」があるように思うのです。それが、暗黙のうちに(笑)理解できているうちはいいですが、たいていは、どこかのレベルで暗黙のうちに(笑)わからなくなります。・・問題集の解答でも、答えに書かれている一行目の書き出しが、「思考の順序とは違うことがかなりあります。」

ほんとうは、中学ぐらいの早い段階で「このこと」を知ることができたらラッキーです。・・ですから、ほとんどの段階で言えるのですが、「問題を解こうとして解けなかったら、すぐに答えを見ること」はどんどんやっていっていいのです。ただ一点、できなかったステップのつまずき部分を「文字として」書いてみたり、知識が不足している場合はきちんとまとめてたりして補強・復習しておくということです。・・因みに予備校の講義の「実況中継の問題解説」は「今までは口頭で説明されていた部分を文字にしてあることで、わかりやすく、受験生にも人気になっています。」

物理なら(ちょっと難しい?話)になりますが、静止している物体にはつりあいの式、動いている物体には運動方程式を使うとか、高校物理では、運動方程式で扱えるものは等速運動、等加速運動、円運動、単振動ぐらいしかなく、あとはエネルギー保存則の考え方でやればいいとか、理解してませんでした。=暗記していませんでした。

なぜ、そういう解法をとるのか、なぜその式を使うのか?・・基本のまとめと一緒に、問題そのもののまとめをしていきました。・・感覚的な話でいうと、一回目は問題をチラシの裏などに(笑)解きながら、理解する・・2回目に、ちゃんとした(笑)ルーズリーフに、思考のプロセスやつまづきそうな点を含めて丁寧にまとめていく・・といったことをはじめました。試験前には、まとめたことをすべて見直しです。

・・そして、模試も受けましたが、成績というか偏差値ははじめはたいしたことはありませんでした。しかし全く気にしませんでした。というのも、新しいやり方で学習しはじめた分野(=力学)については「ほぼ完璧にできていた」からです。・・時間は過ぎて・・センターでは不覚にも(笑)ちょっと失敗(=満点じゃなかったという意味)しましたが、2次試験では自己採点96点(時間がなくてその式を計算して答えをだすところまでいっていたら満点)でした。

・・さて、今は、物理でも、基本のまとめに役立つ参考書がでてきています。生徒には、私の「物理整理ノート」をプリントして渡していましたが、一般には次の参考書をオススメします。

⇒「物理のエッセンス力学・波動」
⇒「物理のエッセンス電磁気・熱・原子」

同じ著者が2次向けの問題集や「実況中継本」を出しています。
実況中継本は数学や物理で人気なんですが、「できるひとにとっては当たり前のところを、文字にして解説しているところが素晴らしいといえます。

⇒「浜島物理I・II講義の実況中継―高校物理 (上)」
⇒「浜島物理I・II講義の実況中継―高校物理 (下)」

・・これらを仕上げたら、過去問についても、問題にとり組んで(必要に応じて・・)しっかりまとめてください。





  1. 2005/09/16(金) 18:12:10|
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ドラゴン桜 学習体力の養成

・・ドラゴン桜(本は読んでない)をみていて、自分の受験体験や指導経験から、参考書などを扱うページでも作ろうかと思っています。

といっても、今現役の学生や入学して数年程度しか経ってない人はわからないと思いますが、最近の「参考書・問題集の充実度」には目を見張るものがあります。東大などの難関校に進学した子供の親の年収がかなり高いという調査もありますが、学習法や考え方がしっかりしていれば、塾等に行ってお金をかけることなく、上位校を(昔よりは遥かに簡単に)狙える時代です。


今日は「英単語集」を紹介します。依然書いたように、最近、あるタイプの英単語集が・・ようやく・・受験生にも、支持されてきました。

・・短文やフレーズごとに、チェックするタイプのものです。それらをいくつか取り上げてみることにします。

⇒「DUO」
・・この本は、進学校の英語教師たちが採用したことにより、受験生にも名前が浸透していった本です。入試英文の変化(英文の長さ・内容)により単語集も変化していきますが、昔は、(というか大昔は・・笑)「辞書を引け。長文の中で覚えろ。」ということで、単語集は「語訳」が書いているだけのものが当たり前でした。

・・実は、この本は「教え子の高校で指定単語集としていたもの」でした。「わずか500程度の英文に2000を超える単語・熟語を盛り込んだもの」です。

英文の数が少ない分だけ「密度の濃い短文」であるため、はじめから500ほどある英文を一気に制覇というわけにはいかず、「スモールステップ方式の学習に向いています

・・・私は「この本の全英文を、ご苦労にも・・笑・・和文英訳の穴埋め方式にしたのを、ワープロでプリントをつくって生徒に練習できるようにしました」。・・2回目以降の復習は「英文を聞いたり、自分で読んだりした後すぐに、空所にはいる単語や表現がでてくればOKです。(短期記憶)」・・この本のいいところは、最後まで一通りこなしたあと、重要単語や表現が入っている全英文を、別売CDを利用して、わずか1時間程度で総復習できることです。模試の前日や、当日の朝(・・笑)などに復習するといった使い方ができます。


⇒「システム英単語 ver.2」
⇒「システム英単語CD ver.2」

・・昔私が使っていた超マイナーな(笑)英単語集の考え方が「ズバリ反映されている」オススメの単語集です(初版ver.1 は1998年 ver.2 は今年2月)。語法チェックなどもあり、辞書代わりに使うこともできます。ポイントは「短いフレーズごと」になっているという点です。(前回話した、記憶の大脳生理学的なメカニズムにもずばりマッチします。フレーズ単位にすることで連想法とかに頼らなくても単語のイメージを想起することができます。)

・・CDについてですが、「フレーズ式」のほかに、いわゆる「単語習得のパターン」が考えられています。未知の単語(類推)⇒意味の確認・理解(日本語訳)⇒復習による定着(フレーズのリピート2回)というパターンです。(単語⇒フレーズ⇒日本語訳⇒フレーズ⇒フレーズ)

・・★この単語集の考え方の応用・・自分が授業や模試、問題集などで出会う英文について、この単語集のように「短いフレーズ形式」で「ノートにまとめる」という方法があります。・・何度も繰り返し反復すると決めた英文以外の、いわゆる「捨て英文」はこの方式で、生徒にノートさせていました。・・すると自分だけの「オリジナル システム?英単語ノート」ができます。

・・この単語集をすすめる大きな理由は「実は他にあります。」・・というのは「学習体力をつけるという目的」です。スモールステップの学習方式で、少しずつ覚えていくだけでは、なかなか「学習体力そのものをあげることができない」のです。・・学習体力とは「スピードや集中力などを含めた脳の処理能力」のことです。覚えることより訓練することが第一目的です。・・わかりやすくいえば、時間を決めて「とにかく、ガンガン スピードに乗ってチェックを繰り返す学習です。」


フレーズ形式を採用しているものは他にもあります。その中で、CDも用意されているものなら
⇒「入試英単語の王道2000+50」河合出版
⇒「入試英単語の王道2000+50 CD」河合出版

最近、私は体のほうも鈍ってきましたが、脳もなまってきたようで・・笑・・脳の運動用にフレーズ形式の英単語集(CD2枚付)を買いました。
⇒晴山陽一の「最短3000英単語」(CD付)

・・著者いわく、『本書は3000という単語を短期間で覚えるという離れ業を可能にする全く新しい単語集(フレーズ集)です。暗記ではなく、チェック。チェックにつぐチェック。それが本書の唯一の学習法です。』・・だそうです。

さて、英単語でもなんでも「ステップ方式の考え方」しかできないと、そこまで覚える必要がない・・みたいな発想がでてきますが、大量の情報を短時間に「チェックすること」(=訓練)が目的なので、能力開発のつもりでやってみてください。(自分の得意不得意、志望大学の入試科目の配点、将来の必要性を考えて、この科目は平均点狙い・・みたいな考え方で学習を進めるのは、間違いではありませんよ。)

で、・・学習体力がつけば、その後は、信じられないほどのスピードで他の参考書や問題集をこなしていくことが可能になります。・・

因みに、この本は、時事英語関係の単語が相当入っており、TOEICやTOEFL、私立上位校(上智・慶応など)レベルを考えている人にもオススメできます。(どちらかというと大学生にすすめたほうがいいかな?)

付属CD中心に訓練することになりますが、ナチュラルスピード(英語フレーズのみ・15分で300フレーズ程度)・・でチェックができます。

・・今年(2005年6月)初版のようですが、再販の際には発音記号をつけてほしいところです。現状では、「発音記号を頼りに意味を確認して口頭で練習してからナチュラルスピードではどう聞こえるか?をチェックする」という学習法は、とりあえず取れません。・・まず、CDの音を聞きながらアクセントや発音記号を入れていってみてください。(・・って私はそうしました。)

あとは、たとえば、通訳養成学校の雰囲気で(笑)、フレーズの日本語訳を見ながら耳で聞こえてくる音を完璧にできないとしても、はっきりしないところは雰囲気で(笑)復唱したりしてください。

長文の中で覚えるというのもあります。ただ、これは構文の知識等もある程度身につけてから・・ということになるでしょう。Z会の「速読英単語」系が有名ですが、環境問題等、最近の入試に増えてきたテーマの英文を扱う⇒「同時マスター長文英単語 激増テーマ編」(CD付)なんかは、店頭で見ましたが、英文数も21とちょうどいいボリュームです。


それ以外では、
★オススメ文法総合本を一つ・・
⇒「高校総合英語Forest」・・理解しやすい本だと思いますので、理解しながら例文を高速復習できるようにするといいと思います。・・つまり一回目の学習は「理解」+「ノートに問題形式でまとめる」という感じです。


★中学レベルから英語の基礎をつける
⇒「くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで スーパーステップ」

★英文法の基礎を網羅している問題が集まっている★
⇒「瓜生 豊「英文法・語法」シリーズが有名です。

瓜生 豊「桐原シリーズ」は試験形式の4択形式で英文法や語法をチェックできることです。(要は、スピードに乗りやすい形式なので、復習回数を増やせるという利点があります。)

この分野では「入試問題をランダムに集めた形」「文法項目別に集めた形」などがあります。薦めるのは、文法項目別に基礎問題を抜けなく網羅しているタイプです。 

たとえば、
⇒清水 建二「基礎と標準 英文法」日栄社

・・18章、全970題(左側に4択問題、右側に解答と解説)。単語の語法については弱いですが、文法を中心に基礎問題から丁寧に4択形式で並んでいる問題集です。この問題集を授業で短時間で一気に取り組んだり、宿題等に使っていました。「学習体力をつける・・英文法版」です。

語法問題を含む文法問題は4択形式が一般的になっており、沢山の問題集があり、単語力を付けつつ地道に穴をなくしていくしかありません。

★英熟語・英語構文・・スモールステップ方式の学習が要求されます。
・・つまり、(忘れることは覚悟しつつ)少しずつ確実に覚えていくことが必要です。あとでノートを見返してチェックできるようにしておきます。

ただし、問題形式(穴埋め等)にしておくなど「復習を効率的にする工夫」をするといいでしょう。過去の試験問題や試験で間違った問題等も(できれば・・笑)一緒に整理しておいてください。一般に、普通行われている「スモールステップ型学習」では総復習で一気に見直す形になります。(ただし、一気に見直すことを実行する人は、まだまだ少数派のようです。)それに対し、「学習体力養成型」では、初めから一気に取り組む形になります。訓練なので・・。

続けます。学校指定のものがないなら、たとえば、

⇒「CD付 英語構文必修101」



どうせなら・・問題をやりながら進めて行くタイプを・・薦めたいが・・

⇒「全解説頻出英熟語問題1000―基礎チェック問題100付 大学受験スーパーゼミ」


・・総チェックできるように(=1~2時間で、見直しチェックができるように)ノートに『見やすいように』まとめながらやるとよいでしょう。

・・総チェック型なら⇒「英熟語ターゲット1000」


・・ただしレイアウトや色使いに工夫やメリハリがなくカナリ覚えにくいかもしれません。問題集を進めながらがいいか・・

⇒「英熟語ターゲット1000 BRUSH-UP TEST 」問題集



・・教科によって「理解することが重要な教科」があります。英語は明らかに違いますので「理屈があるにしてもほどほどの理解でいい」のではないかと思います。もちろん、問題を解く際に知っていていい理屈は、どんどん教えましたが・・。それよりも「訓練」という視点を忘れないようにしたい教科です。

・・確かに「理解が進む参考書や問題集」はありますが、昔に比べたら全般によくなっています。英語ならば、ここで取り上げませんが「伊藤和夫」さんの参考書は大昔からあり、人気もありました。当時は使う気になれませんでしたが、今は多くの人にススメルこともできるものも出してきていると感じています。 同じ著者でも(著者はいいわけするかもしれませんが)ずいぶん変わってきていますし、新しいものも出してきています。こんなにいい参考書が書けるんなら、最初からそういうのを出してくれよ(笑)ということです。






  1. 2005/09/16(金) 03:05:26|
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シュリーマンの言語習得方法

神経細胞には「もともと繋がっていない構造があるのだ。」

繰り返しにより「酵素の働きで、実際に強い電流が流れるように、細胞レベルで変化が生じるのだ。」

・・そして、この「学習体力」をつけることが、現在の実力から大きく飛躍する鍵になるのだ。

・・前回の話でした。

酵素の働きが介在することから、「酵素が働きやすい体質に生まれている人」も、もちろんいるでしょう。しかし、ほんとんどの人にとって、その道のプロ(大学教授・通訳等)になれるだけの能力を要求されているわけではありません。

・・ドラゴン桜でも取り扱われていたように、訓練により「学習の基礎体力」をつけることが重要事項なのです。(訓練とは、覚えることより、訓練することのほうに重点があることに注意してください。前回話した『(無理に)覚えようとしない』学習法もそのひとつです。

ドラゴン桜の中で「頭がからっぽな奴ほど東大に合格しやすい素質をもっているんだ」と桜木先生に言わせたのは、この訓練の部分なんです。・・多分・・笑。)

因みに、今では一部認められるようになってきましたが、「大人のためのドリル」(簡単な計算問題がたくさん入っている問題集)が訓練教材として見直されています。しかし、昔なら、簡単すぎて何の効果も期待できないやるだけ無駄な問題集、大人がやるようなもんではない。と鼻で笑われて、見向きもされない類の本だったのです。

実践的な話で言うなら、確かに、いい問題集や参考書は存在しますし、今は、昔と比べてもいい問題集や参考書が増えています。英語ならCDつきなんていうのも当たり前になってきています。(今学生の人はラッキーですね。)・・・・・ただし、訓練や能力開発という視点がないと「東大合格者と同じ問題集をやったはずなのに、自分にはさっぱり実力がつかない。やっぱり自分は頭が悪いのだろうか?」というようになってしまうといえます。

・・さて、この「学習体力」は、かなり無意識に(?)訓練されている場合があります。いわゆる「年収の高い家庭に生まれた子供は、家庭教師をつけるなど、かなり小さいころから『学習体力』をつけさせるような教育を受けています。たとえば、(普通はできませんが)、子供が小学生になる前に2~3年でも外国暮らしをさせることで、あとで英語を覚えなければならないときに「単語や文章を覚えるスピードにおいてカナリの差となってでてくるのは事実です。」

・・さて、今日の話題です。かつてシュリーマンという15ケ国語をマスターしたといわれる語学の天才がいました。(トロイ遺跡発掘で有名になった人です。)

彼は、かなり貧しい環境で育ったようで、まあ、自分で考えて努力した人だといえるでしょう。記録では、ポーランド語やスウェーデン語はわずか24日間でマスターしたと言われています。

彼の言っている学習法を紹介します。
非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日一時間をあてること。また、つねに興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること。毎日直されたものを暗記して、次の時間に暗誦すること。」だそうです。

・・「学習体力をつけること」 と、一方で「毎日しっかりと覚えていくこと」、「暗記すること」と、「表現していくこと(アウトプット)」の「バランスが素晴らしい」と私は感じました。(たいていは片方しか実践していない人が多いのです。)

さらに、シュリーマンが「わかってやっていた面白い話」があります。

リアリティを持たせるために、その外国語が分らない人でもいいから、人を雇って(←凄い・・笑)、その人の前で学んでいる言語の文章を読み上げたというのだ。

・・「私と同じ!」(笑)という人もいるかもしれませんが、英語を勉強するときは、自分のレベルに関係なく「アメリカ人になりきる」ということが効果的なんです。(俳優役者で、登場人物になりきることで、せりふ が簡単に覚えられると発言する人が多いです。)

だから、教科書の文(習った文章)でも国際会議かなんかで、自分が今、その文の内容を「演説しているかのようなつもりで」音読すると効果的なんです。中で、強調したい内容(だと自分で感じたところは)、強調して読んでいくことになります。

因みに、欧米人は話すときに、日本人が日本語を話す時に真似してやるとキザっぽくなる(笑)「手を使ったある種のパターン ジェスチャーをもっている」ので、英語を読むときには、そんなのも真似して「ナリキル」のがコツといえるでしょう。

どういうジェスチャーか?って・・・・ニュースなどで出てくるインタビューなどの映像をよく観察してみてください(笑)。

最後に、

すでにある程度「学習体力」がある人(=頭がいい人)は、当たり前にできることについては「訓練の必要性を感じません」。ところが、頭がいいとうぬぼれてきた人たちも、(たとえば)東京大学合格のようなハイレベルの目標に対しては、自分のいけそうな大学に志望校を変更するか、あるいは、考え方を変えて「訓練」という視点をとりいれてやり抜くか を選ぶことになります。(・・実際には、すべてのレベルでこの選択がおこります。)

その結果、東京大学合格体験記には、頭のいい人たちにしては、一見似つかわしくない「同じ数学の問題集を3回繰り返した」といった地味なコメントが多く見られることになります。

・・というのが私の個人的な意見です。
  1. 2005/09/07(水) 15:30:49|
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ドラゴン桜・脳と心・・

今日は「世間で言うところの『科学的』な話」を少々してみます。
昔、経験則から言われていたことで、科学的な裏つけがはっきりしてきているものもでてきます。

平成5年から6年にかけて(つまりもう10年もたっている)、NHKのスペシャル番組に「脳と心」(第1集~第6集 全6時間)という番組がありました。

案内役が「希木きりん」さんと、近年⇒「バカの壁」という本が大ヒットした東大教授の「養老孟司」さんでした。この番組は、いまみると「ほんとうにスゴイ」スペシャル番組です。脳のメカニズムを解明するということですが、民放なら「涙と感動のスペシャル」的な(?)番組を作れるような(ある意味、不幸な)人たちが子供から老人までかなりでてくるからです。

脳のメカニズムの解明というテーマの場合、どうしても先天的に脳の一部が破損している人、事故や病気で脳の一部が損傷してしまったひとがでてくることになります。今回は「記憶」のメカニズムのことを話しますが、「感情」、たとえば、人が恋に陥るとき、脳の中で何がおこっているのか?とか、また「無意識と脳」というテーマでは、宮古島の「神おろし」の例までも取り上げた番組でした。このテーマでは、民放のように霊とかというとりあげかたではなく、「内部の情報・無意識からの情報を受け取るときの脳のメカニズム」というNHKらしい取り上げ方でした。

さて、「記憶」の話です。
脳の神経細胞には、ある特徴があります。それは、一見、ネット状に繋がっているようにみえながら、実は「基本的には繋がっていない」(10万分の2ミリの間隔があいた構造がある)という事実です。(血管のことではありません)・・教えるほうも、教わるほうもこの単純な事実さえ前提にしてない(=知らない)ことがあり、無用な心配・不安・イラダチ・愚痴・場合によっては教える側からの罵倒(笑)、を引き起こす場合があります。

さて、脳内では、すべての情報がインパルス(電気信号)によって伝達されます。その電気信号がやってくると「先端では」、そこにある小さな袋がはじけ、化学物質を放出します。

それを反対側にあるチューリップのような形をしたレセプターが受け止めるシステムです。しかし、これだけでは実は「弱い電流」しか流れません。さらに繰り返しによる電気刺激により、科学物質がより多く放出されると、ある一部のレセプターがカルシウムイオンを大量に取り込み、カルキナーゼ2といった酵素に指令を出すようになります。

この酵素は他のレセプターに取り付き、強い電流が流れるようにレセプター自体を変化させる働きをします。

新しいことを覚えることに関係する(次に述べる)「海馬」という部分の神経細胞が、このオタスケマン酵素(笑)のおかげで変身(笑)したとき、いわゆる処理能力(=学習体力)が増すことになります。


(管理人⇒)学習体力をつける学習については、改めて書いてみたいと思います。先日久々に学習参考書を見て回ってきましたが、「学習体力をつけるのに適した問題集」っていうのは実は少ないんです。・・・訓練を目的にしたうえで、基礎からある程度高度なところまで問題を集めているというのはないんですね。・・なぜ少ないかというとほとんどが「理解する」とか「わかりやすい解説」を目的にしているからです。

仕組み(=繰り返すことでレセプターが強い電流を流すようになる仕組み)を理解すれば、それを前提に基本的な学習法を考えることができます。ついでにいうと、焦りや不安みたいなものは、このシステムがはたらく際の障害になります。


ポイントは「必要充分な量だけ繰り返すこと」ですが・・受験には時間的な制約もあるので「あとで、繰り返し・・つまり復習が効率的にできるような工夫をしておくこと」は実践的には大切になります。

詳しくは述べませんが、ノートをとる時も「このような視点」から工夫できることがいろいろあります。

★短期記憶と長期記憶
人がどこで記憶をつくるのかというと「海馬」と呼ばれる部分です。
病気などでこの部分を損傷した場合、新しいことを記憶するのが不可能になります。数分前に自分が何を食べたか、いや「食事をたべたかどうかでさえ」あやふやになります。・・この海馬の細胞が少なくなっていくというのが普通言われる「ボケ」になります。TVに出ていた脳梗塞で海馬を失ってしまった人(若い人)は「海馬」のかわりにテープレコーダーを用意し、自分がとった行動など、忘れると支障をきたすようなことをとにかく録音しておき、重要なこと(人との約束など)は、さらにメモにして残して張っておく
という生活を毎日くりかえしていました。

さて、ここ(海馬)での情報は「ある種のパターン」として認識されます。そして、寝ている間に、そのパターンを大脳新皮質にコピーするという形になります。::(弱い電流で記憶が作られたとき、コピーされるものも曖昧になります。)

大脳新皮質には、星座のように、パターンとしてさまざまな事柄が記憶されていて、記憶を思い出すきっかけがあって「パターン全体を思い出します。」このパターンにも「近いパターン」と「遠いパターン」があります。これを思い出したら、連続的に「こちらも思い出す」といったのが「近いパターン」です。

この事実からも「さまざまな学習理論」が生まれます。暗記物は夜寝る前にやれ・・とか、メモリーツリーといって物事を関係付けて覚えるといった方法です。
「ある程度、関係した知識のまとまりを一つの単位として学習すること」、そして「それを繰り返すこと」というのが、よい学習法の大本の考え方ということになります。ポイントは、「ある程度のまとまった知識」を一つの単位として取り組むということです。

化学や物理の公式を暗記することもあるでしょうが、その公式が実際の問題の中でどう使われているか、すなわち問題そのものを、「一つの知識のまとまり」としてまとめることがよりよいということができます。

★右脳と左脳
これは、結構理解しているひとが多い話です。
とくに、図やグラフなどを使って視覚的に右脳を使うこと、が大切といわれています。

★脳幹
脳幹は、脳全体の活性化装置です。脳全体が活性化すれば、それぞれの脳の部分部分での活動も活性化します。重度の障害を持った患者の治療のひとつに、脳幹に電気刺激を与えることもあります。そのあとに家族が患者に話しかけたりといった刺激を与えます。

脳幹に関係するものとして、集中力ややる気があります。楽しく勉強に取り組むといったこともそうです。目標を持つというのもここに関係します。

脳幹を活性化する(=実際に介在する物質は「ノルアドレナリン」)ことは、重要でしょうが、あまりこれ中心になってもバランスがとれません。・・高い目標をもって、あとは根性と気合でがんばれ・・というのは、現在では、バランスがくずれた考え方ということになります。「目標」の役割とは、いってみれば「意欲」「やる気」の部分です。
ところが、目標を持つことで、一時的にやる気は増しても、目標達成は厳しいということになると「反動としてやる気を失う」こともあります.。目標を建てるなら「小さな目標」、しかも「結果」に対してではなく、作業などの達成に対し使うのがいいと思えます。


私の考えですが、目標とかもあるけど「集中力」というのも鍵になります。ただ、これについては、学習現場を超える話題になることもあります。つまり、呼吸法(腹式呼吸)とか、集中できるクラシック音楽をかけて勉強するとかです。ちなみに「バッハやモーツアルト」の音楽は集中力を高める要素があるそうです。・・・、静かに確実に力強く成長する「植物」のイメージです。因みに「植物」もバッハやモーツアルトの音楽を流すと、喜んで(?)成長がよくなります。半信半疑ではじめた農家でも、あまりにも結果が違うので、この音楽を流す方法をとっていることがあります。

最後に、例外はあると思いますが、よっぽどの先生でない限り、新しい考え方を生徒が学ぶ機会は少ないといえます。(たいていは、自分がやってきたこと、教えられてきたことに基づき指導するからです。)


また、(新しい考え方は知っていても)多数の生徒に教えるという制約の中では実行できないということもあります。組織の縛りみたいなこともあるのです。結局、個人個人が、自分で試しながらすすんでいくしかありません。

参考になる情報源としては、スポーツ界です。機会があったら、実績を残してきている選手とスタッフが、どんな考え方をもっていて、どのような練習の工夫をしているのかを見ることで学ぶことができると思います。

因みに、ハイレベルのなかで、さらに「すごい実績」を出しているひとは、やはり「考え方」もいわゆる「世間の古い常識」とは違っているということを言っておきます。
基本的に「その世界で言われる常識からすると「欠点」をもっている選手がいます。しかし「欠点」を修正しようとするのではなくあくまでも自分を生かすことにこだわった人が多い」ということも私が感じることです。

参考・・「運動や技の記憶」というのがあります。知識の記憶である「海馬」経由ではなく、大脳基底質と、小脳、さらに新皮質に関係する記憶で、海馬に比べ、長期間の繰り返しが必要であるそうです。(←経験と同じですね)
ただし、1度身につけたら、なかなか消えない記憶が「技の記憶」だそうです。

このことからいえるのですが、知識の記憶は「やりかたによっては割と身につけやすい」ということは知っておいていいことです。逆に、一度マスターしたと思っても、年月が経てばおとろえるというのはよくある現象です。(たとえば、3年かけて何かの知識をマスターしても、何もしなければ3年かけて、かなりの部分が忘れ去られていくということです。)

★新たな見方
新たな見方をするというのは素晴らしいことです。ところが、新たな見方をするとは今まで自分が正しいと思ってきたことも、ある意味「放棄」しなければならない場合もあります。

たとえば、「論理的なこと」「つじつまのあうこと」のほうが正しいし、いいことなのだという「思い込み」はありませんか?

あと100年もしたら「今正しいことが間違っている、あるいは、ある特別な条件のときだけしか『正しい』といえないようなことがでてくるかもしれません」。じつは、それ以前に、社会全体に、つまり心理的に、「思い込み」があったり、「社会が変化すると困る人たち」もいて、変化していくには時間がかかるのです。


「いろいろ意見がある」というのも評論家の立場なら正しいかもしれませんが、

常に問われるのは「では、あなたはどれを選びますか?」ということです。

情報が溢れている現代社会では「どんな目的・動機で選びますか?」ということを明確にすることで選択が簡単になる、つまりシンプルに生きることができます。


 この日記では、古い社会通念である「正しさ」だけではなく、別の視点から選択してみよう というのが大きなテーマです。

たとえば、

正しいからではなく、楽しいから,
あるいは楽しそうだから、こっちを選んでみよう。
 



というのもその中の一つです。




  1. 2005/09/01(木) 14:14:05|
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ホリエモンの英語本

ライブドアの社長「ホリエモン」が選挙に出ますね。今回彼が選挙に立候補したのは「ある種、驚き」だったんですが、一連の行動から「彼を見直した」点が相当あります。その話はまたするとして、最近「ドラゴン桜」の話題もあり、彼(東大合格)の英語本に寄せられた「コメント」を紹介します。

(抜粋 はじめ)東大卒のものです。
社長に対して悪いイメージとかは全くないのですが、この本ははっきり言ってダメすぎます。金儲けのために出版したと言われても仕方がありません。
まず、単語だけ覚えて文法や長文は後からだ、などと言っていますが、こんな勉強法は絶対に真似してはいけません。まず落ちます。

英語の勉強法として効率が最もいいのは、リスニングよりもとにかく英文を繰り返し読むことです。東大に求められるのは速読力ですが、これに対応するためには多読ほかありません。速読英単語や、英語長文問題精講などの教材の英文を日本語訳と解説を駆使して理解し、訳を見なくても意味が取れるようになるまで繰り返し音読(黙読)することです。

日本語訳を書くのは時間の無駄です。英文を繰り返し読みまくることが大切です。文法も「読むための」文法さえ習得すれば、上位私立文系以外センター対策で何とかなります。単語など独立して覚える必要など全くありませんし、どうせ忘れますから無駄です。英語の成績に結びつきません。

社長の格言みたいなものも、当然ですがいいと思えば参考にすればいいし、合わないと思えば「そういう方法もあるのか」ぐらいに軽く流すべきです。情報を自分なりに咀嚼することが重要だと思います。
自分が実行して有効だったことが全て他人に当てはまる、ということは絶対にないです。

(もう一つ。)

私は東大理Ⅱに現役合格し、・・省略・・(抜粋 おわり)

ホリエモンの英語本とコメントは⇒コチラ


(以下管理人)
ところで、前回のドラゴン桜では「本当に素晴らしい考え方」を示してくれました。素晴らしいというのは「新たな視点で物事を見る」事に役立つということです。いろいろありますが、勉強については、たしか「学習体力」みたいな言葉を使っていました。

これはとても重要な考え方なんです。つまり、問題集や勉強法の中には効率という観点から見たら「一見、正しくないように見えるもの」「回りくどいように見えるもの」があります。

で、この「学習体力をつけるもの」は、すでに学習体力のある人(=まあ、普通の言葉で言うと、「頭がいい人」)にとっては、「必要ないもの」「役に立たないもの」と切り捨てられる場合があります。上でも切捨てられていますね。笑・・ですが、役に立たないのではなく、使い方と目的が違うだけであって「そこを理解して使うなら役に立つんです。」いや「理解して使えるなら 大いに役に立つんです。」

ここで脱線(笑)
今は認められてきましたが、昔なら鼻で笑われたと思う
「インナーマッスル」理論(内側にある筋肉を鍛える理論)。⇒参考 今やスポーツ選手だけでなく「ダイエットや体型維持」の話にも出てきます。トレーニングのコツは軽いウエートでゆっくり動かすことです。・・理解のない人からみると、まさに「効果のなさそうなことしてるな、オマエ」(笑)というわけです。そして「もっと重くしてやらんと筋肉鍛えられへんやろ」だの「もっと早く動かしたほうがえんとちゃう?」だなど見当はずれなことを言うことになります(笑)。

脱線ついでに・・前(ドラゴン桜について思うこと)の中で・・クラスの中で運動会のリレー選手にも選ばれなかった私が「奇跡のように」、地方の中体連でトップ争いをするようになったといいましたが、・・今考えると、トレーニングとしてインナーマッスル理論を、小学生のガキなりに(笑)入れていた節があるんです。まあ、速く走ること・速く走ろうとすることだけが練習じゃない・・みたいな感じやけどね・・。


・・学習体力をつけてくれる勉強法、そのために取り組みたい問題集や参考書。・・そういうものは「実は、あまり有名な参考書でなかったりします。」

たとえば、私は、いわゆる「データなどに基づいた流行の英単語集」もやりましたし、否定をするものではありませんが、こんなものも使っていました。(今では、多分もうない英単語集です。)

大学入試「英単語チェックアップ」(評論社)

左側に英短文(1ページ25短文程度)・右側には訳という「きわめてシンプルな構成」でドッサリ・・笑・・英文が入っているものでした。 これはまあ、「英語長文を音読していくための学習体力をつけるもの」です。

もちろん、質的にも素晴らしいものであるなら申し分ありません。

今なら、こんなところでしょうか?⇒システム英単語(完全な文になっていないのもあります。中学レベルではじめられるのも出てます。)

⇒システム英単語のサンプル
  1. 2005/08/29(月) 16:54:03|
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ドラゴン桜に思うこと

現在、面白く見ているドラマにこんなのがあります。なんともいえない爽快感もあるドラマです。
⇒ドラゴン桜


このドラマは人気となったコミックをドラマ化したとのこと。
⇒コミック ドラゴン桜9 ⇒コミック ドラゴン桜8
⇒コミック ドラゴン桜7 ⇒コミック ドラゴン桜6

⇒コミック ドラゴン桜5 ⇒コミック ドラゴン桜4
⇒コミック ドラゴン桜3 ⇒コミック ドラゴン桜2
⇒コミック ドラゴン桜1

機会があったらコミックを読んでみたい気がしますが、簡単に言うと「幻想のなかでもがいている人に対する応援話」という感じがしました。

ポイントをあげてみます。

自分のことを「能力がない」と思っている人が、どうやったら難関といわれる東京大学に入れるか、そのための発想や勉強法を学ぶこと

爽快感があるのは、「自分には能力がない」とか「東京大学に入るのは難しい」といった幻想(固定観念の一つ)を打破していることが背景にあるからでしょうか?

いずれ(?)、いろいろ話したいと思いますが、私はいわゆる「能力がない」と思われていた子供でした。小さい頃(小学生低学年)学校の図書館から借りて何気なく読んだ本は、結構役立ってくれた気がします。

頭の良し悪しについては、「人間は頭の1%も使っていない」ということを前提にしてましたし、アインシュタインのような凄い人でも「勉強がはじめからできたわけではない」というようなこともそのころに多分知ったと思います。

まあ、単純にいうと、「人間、やればできる!」ということです。ただし、「周りの人と同じような考え方、同じような方法でおこなうとすれば、今自分がいる位置は変わらないだろう」という気持ちもありました。

能力がないという意味では「運動について」も同じでした。小学生の頃って、勉強ができるとか、スポーツができる子供というのは「人気があるもの」です。人気がある(=つまりモテル)生徒は、よく女の子の誕生会に招待されていました。

私は・・勉強は、ほどほど、スポーツにいたっては、マラソンでは、ビリッけつを争ってましたし、運動会のリレー選手としてクラスの代表にさえ選ばれない状況でした。当然、誕生会にお呼ばれされることもありませんでした。

その後(回りの人の言葉でいうと)「奇跡」がおきました。
といっても、(自分としては)自然にそうなったわけではありません。

結果が変わりはじめたのは、中学1年ごろです。勉強ではクラスや学年でトップ、足だってパットしない自分が、リレーでクラス代表に選ばれるようになったどころか、住んでる町でトップクラス、地域の大会の100mや、200m走でも、優勝争いをするほど早く走れるようになったんです。

もちろん、これには「続き」があります。高校(そこそこの進学校)に入ると、自分の成績は半分よりやや上と言った感じです。高校での成績は、高校2年生ぐらいから、その後、全校生徒(同学年)のなかで常にトップの成績のままの教科さえもありました。

実は、高校生になって「やっと体得したこと」もあります。それは、マラソンです。苦手な人ならわかると思いますが、スタートして、数100mも走れば(笑)、疲れて、もうやめたくなるんです。短距離では中学時代に成果をだしたわけですが、長距離は相変わらず苦手でした。

なにしろ、いわゆる「ビリッケツ集団」(笑)の常連だったからです。
実は、これについては、「自分のなかの何かのバランスが崩れている」という考え方を持っていました。それでまあ、バランスを直そうと「いろいろ試してみた」んです。

(ここでもまあ)「奇跡」が起きることになります。ただし、高校で、回りの人は、私が中・長距離が苦手だということを知っているはずはありません。学校で10キロのマラソン大会みたいのがあって、
なんと、クラスで1位の成績をとったんです。(学年では15位くらいだったと思います。) 野球部・サッカー部、・・等、並み入る運動部員の猛者ども(笑)がいる中での成績ですから、凄いもんです。

まあ、私もナンチャッテ運動部(笑)には入ってはいましたが・・ナンチャッテというのは硬式とか軟式とかあるスポーツです。

さらに「続き」があります。まあ、いろいろとあって、大学生になって、家庭教師や塾のアルバイトをするわけですが、最初はなかなかうまくいきませんでした。「教えたのにできない」というのはザラでした。「なんでこんな簡単な問題ができないんだ!!」と怒り出す人は今でも結構いそうです。いわゆる「熱心な先生」の中にもこのタイプは多いんです。

(で、いろいろ試行錯誤したり、考え方を変えたりした結果)、教える生徒で、クラスで1番とか、学年で1番をとるようなことが続出するようになったんです。

(注意:1番を取るようになったのは、教えた生徒自身が考え方を変え実行した結果です。例えば、いくら優れた家庭教師でも、週にわずか数時間教えることだけで成績が上がるとしたら、それは逆に変です。週数時間の時間が、それ以外の時間にいい影響があるようにしなくてはなりません。

能力開発や訓練という視点も絶対に必要です。・・この部分を「学校側」が少しでも工夫できれば生徒の成績は底上げされるのになと思います。たとえば、よく副教材(参考書や問題集)の○ページから○ページまでを試験範囲にするといった学校がありますが、一つの教材を年間カリキュラムの中で、何回も繰り返しテスト範囲に指定する学校はほとんどありません。なぜか、先生方はどんどん新しいものを採用していきます。・・因みに、テストの点数に差がつくようにという(変な)目的も学校側にはあるということを言っておきます。


また、学習の場合、少々「長期的視点からの時間の短縮の工夫」も必要になります。普通はまあ、塾などではカリキュラムがあって宿題なんかを増やす方法をとっているわけです。私の場合は暇にならない程度に・・笑・・宿題を出すぐらいでした。)

私の考えですが、成績が伸び悩む人は「変に自分のもっている能力にたよる」人たちです。(←特に進学校に多いとのこと) 能力がある(とおもっている)ものだから、問題集をやってもそこそこできるんです。

A 記憶力がいいほうなので、メモ帳はもち歩かない(=ウサギ型)
B 記憶力が良いといっても人間忘れることもある、だからメモ帳を持ち歩こう(=カメ型)

自分の能力を(今いる位置から)大きくあげるには「カメ型」の思考が必要となります。

因みに、大昔(笑)私が調査して感じたことは、東大生の合格体験記のなかに、能力に頼っていない極めて地味な(?)人たちが結構いるということでした。東大より下のレベルでは、能力だけで合格してしまったような(=だから他の人には役に立たない)合格体験記が結構あったのですが、東大の場合は「同じ問題集を3回繰り返した」なんていう地味なのが多かったんです。


さて、勉強にしろ、運動にしろ「結果」を出しだすと、回りは「もともと能力がある生徒」という見方をします。

ドラゴン桜では、(弁護士の)桜木先生が生徒をひっぱっていくという設定のようですが、私は、すべて自分で決めていました。・・生徒に数多く教えはしましたが、実は、私自身は小学生の頃から、塾にいったことも、家庭教師に教えてもらったことも1度もなかったんです。

さて、ドラゴン桜では桜木(先生)にこんなセリフを言わせます。

「社会にはルールがある。そのルールは全て頭のいいやつが自分の都合のいいように作っている。逆に、都合の悪い事はわからないようにうまく隠している。ルールに従うやつでも賢いやつらはうまく利用するが、頭を使わない奴らは一生騙されて高い金払わされ続けている!

賢いやつは騙されず、得して勝つ!
バカは騙されて、損して負け続ける!
負けたくなかったら勉強しろ!

個性を生かして他人と違う人生送れるなんて間違いだ!社会はそういうシステムになっている。そういう世の中が気に入らないのならルールを作る側の人間になれ!

騙されず生きていきたいのなら、勉強しろ。
そして、東大へ行け!!


(管理人)ドラゴン桜みたいなものが人気になるとは、世の中もカナリ変化していると思えます。このようなものが受け入れられるようになったということは、逆に「東大に合格すること」が、お金持ちになるためのプラチナチケットとして、必ずしも通用しない時代になってきたということも意味しています。(固い言葉で言うと、学歴社会、終身雇用制度の崩壊が言われています。)

今は情報社会であり、参考書一つとってみても、ありとあらゆるものがそろっています。今は逆に「たくさんありすぎて、どれを選んだらいいか、どのように取り組めばいいのか、」というのが課題です。

今の社会は、「どうすれば東大に入れるか」というより、「どうやって自分の目標に集中しつけるか」というほうが難しいと思えます。

コツを押さえることで、高い目標を達成することは可能です。ですが、現代社会は「気晴らし」というか、「いろいろ目移りしたくなるもの」が多いのです。ドラゴン桜の中の生徒たちにとって、他の生徒が高校生活をエンジョイしているなかで、自分の意識を勉学に集中し続けることのほうが実は難しいというのが私の意見です。

周りが勉強に励んでいるなかで「自分も勉強に励むこと」は結果はどうあれ、難しくありません。周りがそうでないときに「意欲を維持し続けることのほうが難しい」のです。

今の世の中は、お金持ちになる方法も多様化しています。また、「お金持ちになる」という価値観より、(経済的に困らない程度のお金さえあれば、)むしろ「自分らしく生きたい」という価値観に移行しつつあると思えるのです。そしてこのことは、若者が、大人社会を実によく観察しているとも言えることです。


  1. 2005/07/30(土) 19:14:34|
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→一人さんの「今日の言葉」
→日本一語録?

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