昨年末、江原啓之さんがおっしゃっていましたが、今年は詐欺や偽造など金融犯罪が多くなる年だということです。実際、元旦の偽札事件にはじまり、最近では、500円玉やビール券なんかも精巧な偽物がでてきています。今日は、お金について、ちらっとかいてみます。何度も扱うことになるテーマです。お金について、どうしても「否定的にみてしまう癖」があるようなんですよね。
人が包丁で人を刺したとき、「包丁のことを悪く言う」人はいないでしょう。(あえて、悪というのをいうなら、包丁で人を刺す事件を起こさせた原因・システム・制度です。)
ところが、違う話題やテーマでは、「それが、存在することが悪なんだ」と判断してしまう傾向があります。
たとえば、ギャンブルによる借金で家庭を崩壊させた人がいた場合、「人ではなくて」ギャンブルが悪いという発想になります。
ギャンブルであれば、締め出す(=やらないとか、非難する、悪く言う)ことができますが、締め出すのが難しいのが「お金そのもの」についてです。
芸術家が、お金に苦労したとか、浪費癖があったとか、借金が多かったなどという話は結構あります。そういう人たちの人生は「お金」という観点からみると失敗ということになります。
ただ、これは、芸術家達が「お金に対するイイ波動」を心にもってなかったことを単に表しているにすぎません。
「お金」というもののいい波動・・徹底的に「お金に対していい波動」を学ぶなら、やはり斉藤一人さんということになります。
「お金」について一人さんは、どんなことを教えるのか?
一人さんは、基本的に「方法論」ではなく、「精神論」です。
精神論から生まれるアイデアを素直に実行していくものです。
一人さんの「ツイテル考え方~お金の波動」というべき本を紹介します。
⇒『斎藤一人の百戦百勝』という本です。
そのなかにはいろいろ「斉藤流の考え方」がかかれていますが、いくつかとりあげてみます。
たとえば、お金を愛するということについて・・
お金を持ちつづけている人にお金をぞんざいに扱う人はまずいません。
一人さんが「お金について最初に教えること」は次のようなことです(というか弟子が勝手に学ぶことです。)
・しわくちゃなお札を見たらアイロンで伸ばしてあげる
・お札をサイフに入れるときは顔の向きをそろえてあげる
さらに、
・サイフには、お札を1枚だけいれて一人にしておくのは、寂しがるので、お札は複数枚いれておく。
(管理人)さて、どう思われたでしょうか?これは、かなり反応が分かれると思います。いわゆる「風水」的なものに関心もあるひとは納得するんでしょうが、そうでない人も多いと思います。
私の場合?・・一から学習しなきゃいけないようです(笑)。
で、基本的には「お金というものをまるで人のように愛する」ということらしいんです。もっと大きな視点で、しかもわかりやすくいうなら、「人生では、お金でも、愛情でもなんでも、大切にしているものが残る」という考え方からきているそうです。
(抜粋)
「いいかい。どこかに1円玉が落ちていたら助けてあげるんだよ。汚れていたらきれいにしてあげるんだ。そうすると、1円玉のお父さんが、『子供を助けてくれてありがとう』とお礼をイイに来てくれるんだ。」
これは、子供も理解できるたとえ話という見方もできますが、ほんとうに愛している(たとえば、生き物のペットを愛するように)愛していることから来る発想だということです。
でも、普通の人は「お金を欲しいとか必要とか思う人はいるけど、愛してあげる人はあまりいない」といいます。
「お金を愛しているなら、本当に必要なものでなければ買わないんだよ。
よくお金がなくなるまで洋服を買う人がいる。それでいて、『私はお金が好きだ』っていうんだけど、そうじゃない。それはお金じゃなくて洋服を愛してるの。お金を愛してるんじゃないんだよ。」ほかに
「絶対にお金のことを悪く言っちゃいけないよ。お金は悪くない。悪いのはお金を悪く遣った人なの。」(管理人)たとえば、こんなのもあります。一人さんの会社は、会社でありながら(?)借金がないそうです。借金だけじゃなく「すべて現金決済」だということです。
「借金からは借金の波動が出る」からだそうです。
波動という言葉の意味してることは、「類を友を呼ぶ」という法則です。借金は借金を呼ぶということです。
逆に100万円があれば、仲間の100万円を呼ぼうとするということもいえます。
最後に本からちょっとしたお金の話を
「誰かが死ぬ前になると、身内や親しかった人がお別れの挨拶をいいにくるという話を聞いたことがあるよね。
女性の場合は台所から入ってくるの。男性の場合はトイレから。
亡くなった時間に台所で物音がしたり、トイレがガタガタいったりするんだ。トイレや台所(水回り)ってそういう場所なんだ。
トイレは『金隠し』と呼ばれていたように、お金と縁が深いんだ。だからトイレを大切にすること。まず、トイレの蓋は閉める。そしてもちろん、トイレはキレイにしておく。」
中国でお金とトイレの関係を調べた人がいたそうです。「お金持ちの家はトイレがきれい」というのが迷信だと示そうとしたんですが、実際は、収入のいい家ほど、本当にトイレを掃除する回数が多かったそうです。
スポンサーサイト
- 2005/02/06(日) 10:11:43|
- 「発想転換」日記|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0