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ドラゴン桜 学習体力の養成

・・ドラゴン桜(本は読んでない)をみていて、自分の受験体験や指導経験から、参考書などを扱うページでも作ろうかと思っています。

といっても、今現役の学生や入学して数年程度しか経ってない人はわからないと思いますが、最近の「参考書・問題集の充実度」には目を見張るものがあります。東大などの難関校に進学した子供の親の年収がかなり高いという調査もありますが、学習法や考え方がしっかりしていれば、塾等に行ってお金をかけることなく、上位校を(昔よりは遥かに簡単に)狙える時代です。


今日は「英単語集」を紹介します。依然書いたように、最近、あるタイプの英単語集が・・ようやく・・受験生にも、支持されてきました。

・・短文やフレーズごとに、チェックするタイプのものです。それらをいくつか取り上げてみることにします。

⇒「DUO」
・・この本は、進学校の英語教師たちが採用したことにより、受験生にも名前が浸透していった本です。入試英文の変化(英文の長さ・内容)により単語集も変化していきますが、昔は、(というか大昔は・・笑)「辞書を引け。長文の中で覚えろ。」ということで、単語集は「語訳」が書いているだけのものが当たり前でした。

・・実は、この本は「教え子の高校で指定単語集としていたもの」でした。「わずか500程度の英文に2000を超える単語・熟語を盛り込んだもの」です。

英文の数が少ない分だけ「密度の濃い短文」であるため、はじめから500ほどある英文を一気に制覇というわけにはいかず、「スモールステップ方式の学習に向いています

・・・私は「この本の全英文を、ご苦労にも・・笑・・和文英訳の穴埋め方式にしたのを、ワープロでプリントをつくって生徒に練習できるようにしました」。・・2回目以降の復習は「英文を聞いたり、自分で読んだりした後すぐに、空所にはいる単語や表現がでてくればOKです。(短期記憶)」・・この本のいいところは、最後まで一通りこなしたあと、重要単語や表現が入っている全英文を、別売CDを利用して、わずか1時間程度で総復習できることです。模試の前日や、当日の朝(・・笑)などに復習するといった使い方ができます。


⇒「システム英単語 ver.2」
⇒「システム英単語CD ver.2」

・・昔私が使っていた超マイナーな(笑)英単語集の考え方が「ズバリ反映されている」オススメの単語集です(初版ver.1 は1998年 ver.2 は今年2月)。語法チェックなどもあり、辞書代わりに使うこともできます。ポイントは「短いフレーズごと」になっているという点です。(前回話した、記憶の大脳生理学的なメカニズムにもずばりマッチします。フレーズ単位にすることで連想法とかに頼らなくても単語のイメージを想起することができます。)

・・CDについてですが、「フレーズ式」のほかに、いわゆる「単語習得のパターン」が考えられています。未知の単語(類推)⇒意味の確認・理解(日本語訳)⇒復習による定着(フレーズのリピート2回)というパターンです。(単語⇒フレーズ⇒日本語訳⇒フレーズ⇒フレーズ)

・・★この単語集の考え方の応用・・自分が授業や模試、問題集などで出会う英文について、この単語集のように「短いフレーズ形式」で「ノートにまとめる」という方法があります。・・何度も繰り返し反復すると決めた英文以外の、いわゆる「捨て英文」はこの方式で、生徒にノートさせていました。・・すると自分だけの「オリジナル システム?英単語ノート」ができます。

・・この単語集をすすめる大きな理由は「実は他にあります。」・・というのは「学習体力をつけるという目的」です。スモールステップの学習方式で、少しずつ覚えていくだけでは、なかなか「学習体力そのものをあげることができない」のです。・・学習体力とは「スピードや集中力などを含めた脳の処理能力」のことです。覚えることより訓練することが第一目的です。・・わかりやすくいえば、時間を決めて「とにかく、ガンガン スピードに乗ってチェックを繰り返す学習です。」


フレーズ形式を採用しているものは他にもあります。その中で、CDも用意されているものなら
⇒「入試英単語の王道2000+50」河合出版
⇒「入試英単語の王道2000+50 CD」河合出版

最近、私は体のほうも鈍ってきましたが、脳もなまってきたようで・・笑・・脳の運動用にフレーズ形式の英単語集(CD2枚付)を買いました。
⇒晴山陽一の「最短3000英単語」(CD付)

・・著者いわく、『本書は3000という単語を短期間で覚えるという離れ業を可能にする全く新しい単語集(フレーズ集)です。暗記ではなく、チェック。チェックにつぐチェック。それが本書の唯一の学習法です。』・・だそうです。

さて、英単語でもなんでも「ステップ方式の考え方」しかできないと、そこまで覚える必要がない・・みたいな発想がでてきますが、大量の情報を短時間に「チェックすること」(=訓練)が目的なので、能力開発のつもりでやってみてください。(自分の得意不得意、志望大学の入試科目の配点、将来の必要性を考えて、この科目は平均点狙い・・みたいな考え方で学習を進めるのは、間違いではありませんよ。)

で、・・学習体力がつけば、その後は、信じられないほどのスピードで他の参考書や問題集をこなしていくことが可能になります。・・

因みに、この本は、時事英語関係の単語が相当入っており、TOEICやTOEFL、私立上位校(上智・慶応など)レベルを考えている人にもオススメできます。(どちらかというと大学生にすすめたほうがいいかな?)

付属CD中心に訓練することになりますが、ナチュラルスピード(英語フレーズのみ・15分で300フレーズ程度)・・でチェックができます。

・・今年(2005年6月)初版のようですが、再販の際には発音記号をつけてほしいところです。現状では、「発音記号を頼りに意味を確認して口頭で練習してからナチュラルスピードではどう聞こえるか?をチェックする」という学習法は、とりあえず取れません。・・まず、CDの音を聞きながらアクセントや発音記号を入れていってみてください。(・・って私はそうしました。)

あとは、たとえば、通訳養成学校の雰囲気で(笑)、フレーズの日本語訳を見ながら耳で聞こえてくる音を完璧にできないとしても、はっきりしないところは雰囲気で(笑)復唱したりしてください。

長文の中で覚えるというのもあります。ただ、これは構文の知識等もある程度身につけてから・・ということになるでしょう。Z会の「速読英単語」系が有名ですが、環境問題等、最近の入試に増えてきたテーマの英文を扱う⇒「同時マスター長文英単語 激増テーマ編」(CD付)なんかは、店頭で見ましたが、英文数も21とちょうどいいボリュームです。


それ以外では、
★オススメ文法総合本を一つ・・
⇒「高校総合英語Forest」・・理解しやすい本だと思いますので、理解しながら例文を高速復習できるようにするといいと思います。・・つまり一回目の学習は「理解」+「ノートに問題形式でまとめる」という感じです。


★中学レベルから英語の基礎をつける
⇒「くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで スーパーステップ」

★英文法の基礎を網羅している問題が集まっている★
⇒「瓜生 豊「英文法・語法」シリーズが有名です。

瓜生 豊「桐原シリーズ」は試験形式の4択形式で英文法や語法をチェックできることです。(要は、スピードに乗りやすい形式なので、復習回数を増やせるという利点があります。)

この分野では「入試問題をランダムに集めた形」「文法項目別に集めた形」などがあります。薦めるのは、文法項目別に基礎問題を抜けなく網羅しているタイプです。 

たとえば、
⇒清水 建二「基礎と標準 英文法」日栄社

・・18章、全970題(左側に4択問題、右側に解答と解説)。単語の語法については弱いですが、文法を中心に基礎問題から丁寧に4択形式で並んでいる問題集です。この問題集を授業で短時間で一気に取り組んだり、宿題等に使っていました。「学習体力をつける・・英文法版」です。

語法問題を含む文法問題は4択形式が一般的になっており、沢山の問題集があり、単語力を付けつつ地道に穴をなくしていくしかありません。

★英熟語・英語構文・・スモールステップ方式の学習が要求されます。
・・つまり、(忘れることは覚悟しつつ)少しずつ確実に覚えていくことが必要です。あとでノートを見返してチェックできるようにしておきます。

ただし、問題形式(穴埋め等)にしておくなど「復習を効率的にする工夫」をするといいでしょう。過去の試験問題や試験で間違った問題等も(できれば・・笑)一緒に整理しておいてください。一般に、普通行われている「スモールステップ型学習」では総復習で一気に見直す形になります。(ただし、一気に見直すことを実行する人は、まだまだ少数派のようです。)それに対し、「学習体力養成型」では、初めから一気に取り組む形になります。訓練なので・・。

続けます。学校指定のものがないなら、たとえば、

⇒「CD付 英語構文必修101」



どうせなら・・問題をやりながら進めて行くタイプを・・薦めたいが・・

⇒「全解説頻出英熟語問題1000―基礎チェック問題100付 大学受験スーパーゼミ」


・・総チェックできるように(=1~2時間で、見直しチェックができるように)ノートに『見やすいように』まとめながらやるとよいでしょう。

・・総チェック型なら⇒「英熟語ターゲット1000」


・・ただしレイアウトや色使いに工夫やメリハリがなくカナリ覚えにくいかもしれません。問題集を進めながらがいいか・・

⇒「英熟語ターゲット1000 BRUSH-UP TEST 」問題集



・・教科によって「理解することが重要な教科」があります。英語は明らかに違いますので「理屈があるにしてもほどほどの理解でいい」のではないかと思います。もちろん、問題を解く際に知っていていい理屈は、どんどん教えましたが・・。それよりも「訓練」という視点を忘れないようにしたい教科です。

・・確かに「理解が進む参考書や問題集」はありますが、昔に比べたら全般によくなっています。英語ならば、ここで取り上げませんが「伊藤和夫」さんの参考書は大昔からあり、人気もありました。当時は使う気になれませんでしたが、今は多くの人にススメルこともできるものも出してきていると感じています。 同じ著者でも(著者はいいわけするかもしれませんが)ずいぶん変わってきていますし、新しいものも出してきています。こんなにいい参考書が書けるんなら、最初からそういうのを出してくれよ(笑)ということです。






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  1. 2005/09/16(金) 03:05:26|
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